ORC、ParquetまたはAvroソース・ファイルを使用した外部データの問合せ
Autonomous Databaseでは、外部表を使用して、オブジェクト・ストアに格納されているORC、ParquetまたはAvroデータに簡単にアクセスできます。ORC、ParquetおよびAvroソースにはメタデータが埋め込まれているため、DBMS_CLOUD.CREATE_EXTERNAL_TABLE
プロシージャはこのメタデータを利用して外部表の作成を簡略化できます。
データの構造を把握する必要はありません。DBMS_CLOUD
がファイルを調べてORR、ParquetまたはAvroコンテンツを同等のOracle列およびデータ型に変換できます。必要なのは、オブジェクト・ストア内のデータの場所を把握し、そのタイプ(ORC、ParquetまたはAvro)を指定し、オブジェクト・ストア上のソース・ファイルにアクセスするための資格証明を持っていることのみです。
ORC、ParquetおよびAvroでは、外部表を使用するステップはよく似ています。これらのステップは、Parquetフォーマットのソース・ファイルの作業を示しています。
この例のソース・ファイルsales_extended.parquet
には、Parquetフォーマットのデータが含まれます。Autonomous Databaseでこのファイルを問い合せるには、次を実行します:
詳細は、「Avro、ORCまたはParquetファイル用のCREATE_EXTERNAL_TABLEプロシージャ」および「Avro、ORCまたはParquetファイル用のCOPY_DATAプロシージャ」を参照してください。
サポートされるクラウド・オブジェクト・ストレージ・サービスの詳細は、「DBMS_CLOUD URI形式」を参照してください。
- ORC、ParquetまたはAvroソース・ファイルを使用した外部データの問合せおよびテキスト列サイズの明示的設定
Autonomous Databaseの外部表を使用してオブジェクト・ストアに格納されているORC、ParquetまたはAvroデータにアクセスすると、テキスト列の最大サイズを自動的に設定することも、明示的に設定することもできます。
ORC、ParquetまたはAvroソース・ファイルを使用した外部データの問合せおよびテキスト列サイズの明示的設定
Autonomous Databaseの外部表を使用してオブジェクト・ストアに格納されているORC、ParquetまたはAvroデータにアクセスすると、テキスト列の最大サイズを自動的に設定することも、明示的に設定することもできます。
デフォルトでは、テキスト列サイズはMAX_STRING_SIZE
の値に基づいて設定されます。
この例のソース・ファイルsales_extended.parquet
には、Parquetフォーマットのデータが含まれます。Autonomous Databaseでこのファイルを問い合せて、最大テキスト列サイズを設定するには、次を実行します:
詳細は、「Avro、ORCまたはParquetファイル用のCREATE_EXTERNAL_TABLEプロシージャ」および「Avro、ORCまたはParquetファイル用のCOPY_DATAプロシージャ」を参照してください。
サポートされるクラウド・オブジェクト・ストレージ・サービスの詳細は、「DBMS_CLOUD URI形式」を参照してください。