オブジェクト・ストレージからのインポート

オブジェクト・ストレージ・バケットからLustreファイル・システムを使用したファイル・ストレージにデータをインポートします。

ファイル・システムごとに一度に実行できるインポートまたはエクスポート・ジョブは1つのみです。複数のリンクが同じファイル・システムに属している場合、それらのジョブは同時に実行できません。ただし、異なるファイル・システム上のジョブは同時に実行できます。

転送中、オブジェクト・ストレージ内のオブジェクトまたはLustre内のファイルはロックされません。ジョブでアクティブなファイル(編集中のファイルなど)が検出されると、最大3回再試行されます。3回試行に失敗すると、この実行のためにそのファイルがスキップされます。
ノート

ファイルの内容が更新されるのは、インポートまたはエクスポートされていないことが確実な場合のみです。同期ジョブの進行中にファイルを変更すると、ファイルが無視されたり上書きされたりするなどの予期しない結果が発生する可能性があります。

インポートを開始した後は、いつでもその進行状況を確認するか、または取り消すことができます。

コンソールの使用

  1. 「Lustreファイル・システム」リスト・ページで、操作するファイル・システムを選択します。リスト・ページの検索に関するヘルプが必要な場合は、ファイル・システムのリストを参照してください。
  2. ファイル・システムの詳細ページの「リソース」で、「オブジェクト・ストレージ・リンク」を選択します。
    ファイル・システム内のすべてのオブジェクト・ストレージ・リンクが表に表示されます。
  3. データのインポートに使用するリンクを選択します。
  4. リンクの「アクション」メニューから、「インポート」を選択します。
  5. 「インポート」パネルで、Lustreディレクトリおよびオブジェクト・ストレージの詳細を確認します。
  6. 「インポート」を選択します。

CLIの使用

oci lfs object-storage-link start-import-from-objectコマンドおよび必要なパラメータを使用して、オブジェクト・ストレージからインポートします:

oci lfs object-storage-link start-import-from-object --object-storage-link-id <object_storage_link_ocid> [OPTIONS]

CLIコマンドのパラメータおよび値の完全なリストは、CLIコマンド・リファレンスを参照してください。