オブジェクト・ストレージへのエクスポート

Lustreファイル・システムを使用したファイル・ストレージからオブジェクト・ストレージ・バケットにファイルをエクスポートします。

リンクの最初のエクスポートでは、すべてが新しいため、Lustreファイル・システム内のすべてのファイルがObject Storageバケットにコピーされます。エクスポート前にバケットに存在していた品目は変更されません。後のエクスポートでは、新しいファイル、または最後のジョブ以降に更新されたファイルのみがコピーされます。削除はどちらの方向にもミラー化されません。

ファイル・システムごとに一度に実行できるインポートまたはエクスポート・ジョブは1つのみです。複数のリンクが同じファイル・システムに属している場合、それらのジョブは同時に実行できません。ただし、異なるファイル・システム上のジョブは同時に実行できます。

ノート

ファイルの内容が更新されるのは、インポートまたはエクスポートされていないことが確実な場合のみです。同期ジョブの進行中にファイルを変更すると、ファイルが無視されたり上書きされたりするなどの予期しない結果が発生する可能性があります。

エクスポートを開始した後は、いつでもその進行状況を確認するか、または取り消すことができます。

コンソールの使用

  1. 「Lustreファイル・システム」リスト・ページで、操作するファイル・システムを選択します。リスト・ページの検索に関するヘルプが必要な場合は、ファイル・システムのリストを参照してください。
  2. ファイル・システムの詳細ページの「リソース」で、「オブジェクト・ストレージ・リンク」を選択します。
    ファイル・システム内のすべてのオブジェクト・ストレージ・リンクが表に表示されます。
  3. データのエクスポートに使用するリンクを選択します。
  4. リンクの「アクション」メニューから、「エクスポート」を選択します。
  5. 「エクスポート」パネルで、Lustreディレクトリおよびオブジェクト・ストレージの詳細を確認します。
  6. 「エクスポート」を選択します。

CLIの使用

oci lfs object-storage-link start-export-to-objectコマンドおよび必要なパラメータを使用して、オブジェクト・ストレージにエクスポートします:

oci lfs object-storage-link start-export-to-object --object-storage-link-id <object_storage_link_ocid> [OPTIONS]

CLIコマンドのパラメータおよび値の完全なリストは、CLIコマンド・リファレンスを参照してください。