アプリケーションのセキュリティ・オプションの構成
管理者は、「テナント設定」ページの「セキュリティ」パネルを使用して、インスタンス内のすべてのアプリケーションの認証を要求できます。
管理者が「セキュア・アプリケーションのみの作成を許可」オプションを有効にすると、インスタンス内のすべての公開済およびステージング済アプリケーションにユーザー認証が必要になります。このオプションを有効にすると、ユーザーは、アプリケーションの設定で匿名アクセスが許可されている場合でも、インスタンス内のアプリケーションにアクセスするためにログインする必要があります。このオプションが有効になっていない場合は、匿名ユーザーへのアクセスを許可するアプリケーションを作成できます。
アプリケーションにデフォルトのセキュリティ設定がある場合、有効なログインを持つユーザーは、アプリケーションのページにアクセスできます。開発者は、デフォルトのセキュリティ設定を変更して、アプリケーション、ページおよびコンポーネントにアクセスできるロールを定義できます。
セキュア・アプリケーション・オプションが有効になっている場合、管理者は「Visual Builderユーザーのみがセキュア・アプリケーションにアクセスできます」オプションを有効にして、Visual Builderユーザー(デフォルトのサービス・ユーザー・ロールが割り当てられているユーザー)のみがインスタンス内のステージング済および公開されたアプリケーションにアクセスできます。たとえば、これにより、Visual Builder Developerロールを割り当てられたユーザーがデザイナにアクセスできるようにセキュリティを構成できます。ただし、公開されているアプリケーションおよびデータにはVisual Builder Service Userロールが割り当てられていないため、アクセスできません。
管理者は、インスタンスのセキュリティを構成するときにIDCSロールを使用して、ユーザーのアクセスがセキュア・アプリケーションのみに制限されるようにすることもできます。選択したIDCSロールを割り当てられたユーザーは、アプリケーションにアクセスできますが、他のOracle Integration統合など、アプリケーションの外部にあるVisual BuilderまたはOracle Integrationリソースにアクセスできなくなります。
インスタンス内のすべてのアプリケーションのセキュリティ・オプションを構成するには: