リソースを削除しています
スタック・モニタリング・リソースは、Oracle Cloud Infrastructureコマンドライン・インタフェース(CLI)を使用して削除できます。CLIでは、単一のリソースを削除したり、リソースとそのすべてのメンバーリソースを削除したりできます。たとえば、E-Business Suite (EBS)の場合、EBSリソースを削除すると、コンカレント・マネージャ、ワークフロー・メーラーなどのメンバー・リソースもすべて削除されます。このコマンドでは、E-Business Suiteアプリケーションで使用されるがE-Business Suiteアプリケーションのメンバーではないため、Oracle DatabaseやWebLogicサーバーなどの関連リソースは削除されません。同様に、PeopleSoftリソース・タイプを削除すると、アプリケーション・サーバー、Process Scheduler、PIAなどのメンバー・リソースが削除されます。EBSと同様に、Oracle DatabaseやWebLogicサーバーなどの関連リソースは、PeopleSoftアプリケーションで使用されるものの、PeopleSoftアプリケーションのメンバーではないため、削除されません。
単一のリソースの削除
リソースを削除するには、次のコマンドを使用します。
oci stack-monitoring resource delete –-resource-id <stack_monitoring_resource_OCID>
OCIDはリソースのIDです。リソースにメンバーが関連付けられている場合、この操作は失敗します。メンバーのリストを取得するには、API search_monitored_resource_members
を使用します。
リソースとそのメンバーの削除
リソースとそのメンバーを削除するには、次のコマンドを使用します。
oci stack-monitoring resource delete –-resource-id <stack_monitoring_resource_OCID> --is-delete-members true
OCIDはリソースのIDです。
--is-delete-members
オプションがtrueの場合、削除操作では、指定されたリソースとそのすべてのメンバーを削除します。それ以外の場合、--is-delete-members
オプションが指定されておらず、リソースにメンバーが含まれていると、コマンドは失敗を返します。
デフォルトでは、--is-delete-members
オプションが指定されていない場合、falseとみなされます。
たとえば、DBおよびWebLogicサーバー・リソースに影響を与えずに、すべてのPeopleSoft関連リソースを削除するには、次のコマンドを実行します。
oci stack-monitoring resource delete --resource-id <OCID of the PeopleSoft Application> --is-delete-members true
例: コマンドと出力
oci stack-monitoring resource delete --resource-id ocid1.stackmonitoringresource.oc1.eu-frankfurt-1.xxxxxxx --is-delete-members true
Are you sure you want to delete this resource? [y/N]: y
{
"opc-work-request-id": "ocid1.stackmonitoringworkrequest.oc1.eu-frankfurt-1.xxxxxxx"
}
削除操作の追跡
操作が正常に受け入れられた場合は、削除操作によってレスポンス・ヘッダーopc-work-request-id
が返されます。作業リクエストIDは、そのステータス、エラーおよびログを含む削除操作の追跡に使用されます。返された作業リクエストの詳細は、指定されたパラメータ(ステータス、エラー、ログ)によって異なります。
特定の作業要求IDのステータスを取得する手順は、次のとおりです。
oci stack-monitoring work-request get --work-request-id <opc-work-request-id>
特定の作業リクエストIDのログのリストを取得するには:
oci stack-monitoring work-request list-logs --work-request-id <opc-work-request-id>
特定の作業要求IDのエラーのリストを取得するには:
oci stack-monitoring work-request list-errors --work-request-id <opc-work-request-id>