SQLパフォーマンス・アナライザの使用
データベース管理者は、SQLパフォーマンス・ウォッチでSQLパフォーマンス・アナライザを使用して、SQLワークロードの全体的な実行時間およびワークロード内の個々のSQL文のレスポンス時間に対するシステム変更の影響を評価できます。
SQLパフォーマンス・アナライザを使用すると、次のことができます。
- システム変更によるSQLワークロード応答時間への影響の予測
- システム変更の前後のパフォーマンス差異の分析
- 個々のSQL文の詳細なパフォーマンス分析の取得
SQLパフォーマンス・ウォッチでSQLパフォーマンス・アナライザにアクセスするには:
- Oracle Cloud Infrastructureコンソールにサインインします。
- ナビゲーション・メニューを開き、「監視および管理」をクリックします。「データベース管理」で、「SQLパフォーマンス監視」をクリックします。
- 「SQLパフォーマンス・ウォッチ」の「サマリー」ページで、SQLパフォーマンス・ウォッチ対応データベースの名前をクリックします。
データベースのSQLパフォーマンス監視ホームページが表示されます。このページでデータを表示してタスクを実行するには、拡張診断の優先資格証明を設定する必要があります。優先資格証明が設定されていない場合は、ページの上部にメッセージが表示され、リンクをクリックして優先資格証明を設定できます。詳細は、高度な診断の優先資格証明の設定を参照してください。
SQLパフォーマンス・ウォッチのホーム・ページでは、次のことができます。
- データベースのタイプやバージョンなどのデータベース詳細の表示
- SQLパフォーマンス・アナライザ・タスクを作成します。このタスクでは、次の方法でSQLパフォーマンス・アナライザの完全な分析に関するすべてのデータが取得されます。
- パフォーマンスを測定するための変更前のSQL試行の作成
- パフォーマンスを測定するための変更後のSQL試行の作成
- 変更前試験と変更後試験の比較によるパフォーマンスへの影響の見積
- SQLパフォーマンス・アナライザ・タスクのモニターおよびSQLパフォーマンス・アナライザ比較レポートの表示
- SPAクイック・チェックを構成して使用し、変更を実装する前に、システム変更がデータベース・ワークロードに与える潜在的な影響を検証します。