Autonomous Database– Oracle Databaseの機能

Autonomous Databaseで使用可能なOracle Database機能について説明します。

Autonomous Databaseには、次の機能が含まれています:

  • アプリケーション・ワークロードの変更に基づいて、索引の作成、再構築、削除などの索引管理タスクを自動化します。

    詳細は、「Autonomous Databaseでの自動索引作成の管理」を参照してください。

    ノート

    Autonomous DatabaseでJSONデータを使用する場合、自動索引作成では制限があります。詳細は、SODAノートを参照してください。
  • 従来のDMLワークロードの実行中にリアルタイム統計を自動収集します。統計収集ジョブ間で統計が失効することがあるため、従来型のDMLのオンライン統計収集により、オプティマイザがより適切な計画を生成できます。オンライン統計は、古い統計によってオプティマイザが判断を誤る可能性を減らすことを目的としています。

    詳細は、「リアルタイム統計」を参照してください。

  • より頻繁に統計を自動収集します。高頻度の自動オプティマイザ統計収集によって標準の統計収集ジョブが補完されます。デフォルトでは、この収集は15分ごとに実行されます。つまり、統計が失効するまでの時間が短くなります。高頻度自動オプティマイザ統計収集は、デフォルトで有効化されています。

    詳細は「高頻度自動オプティマイザ統計収集の構成」を参照してください。

  • Oracle Databaseで過剰なシステム・リソースを消費するため、リソース・マネージャによって終了される文など、SQLステートメントの実行計画を隔離します。リソース・マネージャの消費制限違反に基づく自動SQL隔離をデフォルトで無効になっていますが、手動で隔離されたSQL文はすべて適用されます。

    詳細は、過剰なシステム・リソースを使用するSQL文の実行計画の隔離を参照してください。

  • SQL計画の変更の機会を自動的に評価して、既知の文のパフォーマンスを向上させます。

    詳細は、「SPM展開アドバイザのタスクの管理」を参照してください。

  • Apache ORC形式は、オブジェクト・ストアのデータをロードおよび問い合せるため、Autonomous Databaseでサポートされています。

    詳細は、「資格証明の作成および既存の表へのデータ・ポンプ・ダンプ・ファイルのロード」および「ORC、ParquetまたはAvroソース・ファイルを使用した外部データの問合せ」を参照してください。

  • ORC、AvroおよびParquet構造化されたファイルについては、Autonomous Databaseで複合型がサポートされています。

    詳細は、「DBMS_CLOUDパッケージのAvro、ORCおよびParquet複合型」を参照してください。