リカバリ・サービスを使用した長期保存バックアップの作成

コンプライアンス、規制およびその他のビジネス・ニーズに対応した長期保存バックアップ(LTR)を作成できます。LTRバックアップは自動バックアップから独立しており、Object Storageの頻度の低いアクセス層に格納されます。LTRバックアップをリストアして、保持期間内に新しいデータベースを作成できます。

リカバリ・サービスは、90日から10年までの期間、長期バックアップを保持します。

OCIコンソールで、ソース・データベースの詳細ページの「バックアップ」タブからLTRバックアップを作成します。「バックアップの作成」を選択し、「長期バックアップ保存期間の指定」オプションを選択します。バックアップ作成時の「日数」(90 - 3650)または「年」(1 - 10)で長期保存期間を指定します。

「データベース詳細」ページの「バックアップ」タブには、作成した「長期バックアップ」タイプを含むすべてのバックアップがリストされます。

ノート

OCIコンソールを使用してLTRバックアップを作成する詳細なステップは、関連するOCI Database Serviceのドキュメントを参照してください。

リカバリ・サービスでは、指定した保存期間の終了後にLTRバックアップが自動的に削除されます。

データベースを終了すると、リカバリ・サービスでは、ソース・データベースの終了時に選択した次の保存オプションのいずれかに従ってLTRバックアップが保持されます。
  • バックアップの削除(72時間): リカバリ・サービスでは、データベースの終了後最大72時間後にLTRバックアップが保持されます。
  • ポリシーに基づいて削除: リカバリ・サービスでは、指定したLTR保持期間が終了するまでLTRバックアップが保持されます。