リカバリ・サービス・メトリックについて

メトリック・ネームスペースによって出力されたメトリックについて学習します: oci_recovery_service (Oracle Database Autonomous Recovery Service)。

保護されたデータベースは、バックアップとデータ保護にリカバリ・サービスを使用するOracle Cloudデータベースです。

リカバリ・サービス・メトリックを使用して、保護されたデータベースのバックアップ・パフォーマンスをモニターします。たとえば、メトリックを使用して、データベースの保護ステータスまたは状態、リカバリ・ウィンドウ目標の達成に使用されたバックアップ・ストレージ領域の量などを監視できます。

OCIコンソールで、保護されたデータベースの詳細ページを使用して、単一の保護されたデータベースのデフォルトのメトリック・チャートを表示します。Oracle Cloud Infrastructure Monitoringサービスを使用して、複数の保護されたデータベースのメトリックを表示します。

Oracle Cloud Infrastructure Monitoringサービスを使用して、メトリック問合せを作成し、メトリックがアラーム指定トリガーを満たしたときに通知されるアラームを作成することもできます。

メトリックを理解するには次の用語が役立ちます:

ネームスペース: リカバリ・サービス・メトリックのコンテナ。oci_recovery_serviceは、リカバリ・サービス・ネームスペースです。
メトリック: テレメトリおよびモニタリングにおける基本概念。メトリックは、データポイントの時系列セットを定義します。各メトリックは、ネームスペース、メトリック名、コンパートメント識別子、1つ以上のディメンションのセット、および単位によって一意に定義されます。各データポイントには、タイムスタンプ、値および数が関連付けられています。
ディメンション: メトリックに関連付けられた特性を定義するキー/値のペア。たとえば、保護されたデータベースOCIDであるresourceIdです。
統計: 指定した期間にわたるメトリック・データの集計。集計は、指定した期間内のネームスペース、メトリック名、ディメンションおよびデータポイント単位を使用して実行されます。
アラーム: 操作のモニタリングおよびパフォーマンスを自動化するために使用されます。アラームは、特定の期間に発生した変更を追跡します。また、メトリックに定義されたルールに基づいて、1つ以上の定義済アクションも実行します。

リソースをモニターするには、管理者が記述したポリシー内のリカバリ・サービス・リソースへの必要なアクセス・タイプが必要です。

親トピック: リカバリ・サービス・メトリック