使用可能なメモリー・リソースの分析

Opsインサイトが有効なすべてのデータベースのメモリー使用量の完全なビューを表示するには、左側のナビゲーション・メニューの「リソース」の下にある「メモリー」をクリックします。
ノート

自律型サーバーレス・データベースのメモリー使用率情報は使用できません。

デフォルトでは、各データベースの包括的なメモリー使用量が表示されます。各データベースのメモリー使用率を表示すると、データベース間でリソース使用率を比較し、十分に使用されていないリソースまたは過度に使用されているリソースのあるサーバーを特定できます。各データベースについて、次を表示します:

  • データベース・タイプ
    • ADW-D: 専用Autonomous Data Warehouse
    • ADW-S: Autonomous Data Warehouseサーバーレス(メモリー・メトリックは使用できません)
    • ADW-C@C: Autonomous Data Warehouse - Cloud@Customer専用
    • ATP-C@C: Cloud@Customer専用Autonomous Transaction Processing
    • ATP-D: Autonomous Transaction Processing - 専用
    • ATP-S: Autonomous Transaction Processing - サーバーレス(メモリー・メトリックは使用できません)
    • ベア・メタルPDB: Bare Metal Pluggable Database
    • ExaDB-D PDB: Exadata Database Service on Dedicated Infrastructureプラガブル・データベース
    • ExaDB-D NonCDB: Exadata Database Service on Dedicated Infrastructure非コンテナ・データベース
    • 外部NonCDB: 外部非コンテナ・データベース
    • 外部PDB: 外部プラガブル・データベース
    • MySQL Database: MySQL HeatWaveデータベース・システムと外部MySQL Databaseシステム
    • 仮想マシンPDB: 仮想マシン・プラガブル・データベース
    ノート

    Enterprise ManagerによってモニターされるExaDBsも許可されます。
  • 使用率(%): 選択した期間における日次平均メモリー使用量の90パーセンタイル値の使用率
  • 使用量の変化(%): 選択した期間のメモリー使用量の線形トレンドにおける変化率
  • 使用量(TB): 選択した期間における日次平均メモリー使用量の90パーセンタイル値
  • 割当て(TB): 選択した期間における日次平均メモリー使用量の90パーセンタイル値の割当て
  • データベース・バージョン: Oracle Databaseのバージョン。
  • テレメトリ: データベースのソース・プラットフォーム: クラウド・インフラストラクチャ、Enterprise Managerまたはエージェント・サービス
  • インスタンス: インスタンスの数。インスタンス名とホスト名のリストを表示するには、インスタンス数をクリックします。

トレンドおよび予測メモリー使用量の分析

メモリー使用量表からデータベースを選択すると、そのデータベースのメモリー使用量、トレンドおよび使用量の予測を表示できます。デフォルトでは、トレンドと予測は線形回帰を使用して計算されます。より高度な分析のために、Ops Insightsで機械学習を使用してトレンド分析と予測を行うことができます。

メモリー・チャートの分析と使用方法は、容量計画アプリケーションの他の場所で使用されるものと同様です。容量計画のチャートの詳細は、次を参照してください: