JMSフリートのデータ・ストレージおよびロギング
JMSフリートは、データを整理、格納および管理するための体系的なアプローチを採用し、最適な処理と拡張分析を実現します。各管理対象インスタンスからJMSプラグインによって送信されたイベントから収集されたRAWデータは、最初に管理対象インスタンスが属するフリートの関連ログ・オブジェクトに格納されます。JMSは、OCIロギング・サービスを利用して、このデータをインベントリ・ログと操作ログの2つのメイン・タイプに分類します。
- インベントリ・ログ: これらのカスタム・ログには、JMSプラグインによってホストからレポートされるJavaランタイムのインベントリおよび使用関連情報が格納されます。車両が効果的に機能するには、在庫ログが必須です。
- 操作ログ: JMSフリートを介して実行されるこれらのカスタム・ログ取得操作。オプションですが、運用ログは、追加の運用インサイトを提供することで在庫ログを補完します。
OCIコンソールを使用してフリートが作成された場合、ログ・オブジェクトは、フリートと同じコンパートメントのJMSフリートによって作成されます。createFleet APIを使用してフリートを作成する場合は、フリートに関連付けるログ・グループおよびオブジェクトのOCIDをパラメータとして指定する必要があります。フリートに関連付けられたログ・オブジェクトにアクセスするには、「フリート・プロパティ」タブにあるログ構成の詳細を使用します。
インベントリ・ログと操作ログの両方がログ・グループの下に編成され、ログ・アナリティクスによる高度な分析が容易になります。デフォルトでは、これらのログ・オブジェクトの保存期間は1か月です。データを無期限に保持するために、ログ・オブジェクトとオブジェクト・ストレージ・バケットの間にコネクタ・ハブ接続を確立できます。
ログに格納されているRAWデータが処理され、集計データがJMSサービスが所有するAutonomous Transaction Processing (ATP)データベースに転送されます。JMSでは、この集計データを最大3年間保持できるため、ユーザーは過去の傾向を分析し、Javaワークロードに関する実用的なインサイトを得ることができます。