ディザスタ・リカバリのためのKubernetesエンジン(OKE)の準備

Oracle Kubernetes Engine (OKE)をディザスタ・リカバリ・トポロジに追加する前に、次の前提条件を実行します。

OCIコンソールへのアクセス権があり、ディザスタ・リカバリ保護グループを作成するためのすべての要件を満たしていることを確認します。

  1. OKEクラスタをまだプロビジョニングしていない場合は、スタンバイ・リージョンにOKEクラスタを作成します。
  2. プライマリ・リージョンとスタンバイ・リージョンの両方で、バックアップ用のオブジェクト・ストレージ・バケットを作成します。これらのバケットは、OKEクラスタの構成のバックアップに使用されます。
  3. ワークロードで永続ボリューム(PV)を使用する場合:
  4. ワークロードでOCIネイティブ・イングレス・コントローラが使用される場合は、プライマリ・クラスタによって使用される各ロード・バランサにマップされているロード・バランサをスタンバイ・リージョンに作成します。
  5. ワークロードでOCI Vaultを使用してKubernetesシークレットを格納する場合は、プライマリ・クラスタで使用される各ボールトにマップするボールトをスタンバイ・リージョンに作成します。各ボールトのレプリケーションを有効にするか、スタンバイ・リージョンのボールトにシークレットを手動でコピーします。
  6. ジャンプ・ホストを使用してOKE APIサービスにアクセスする場合は、ジャンプ・ホストに次をインストールします:
    ノート

    イメージには、すでにwgetおよびcurlがインストールされています。ただし、他のイメージを使用する場合は、必ずwgetおよびcurlをインストールしてください。
    • Python3
    • Kubectl
    • Helm
    • 次のPythonモジュールをインストールします:
      • PyYaml - pip install PyYAML
      • oci-cli - pip install oci-cli