セキュアな接続の構成

サブネットのAmazon RDSセキュリティ・ポリシーで、データベース移行から、指定されたセキュア・ポート上のDBインスタンスへの接続が許可されていることを確認します。詳細は、AWSのドキュメントを参照してください:

VPC内のDBインスタンスにアクセスするためのシナリオ

VPCにないDBインスタンスにアクセスするためのシナリオ

データベース移行にSSL/TLSを使用したAmazon RDS Oracle DBインスタンスへの接続を許可する

1. Amazon RDS OracleインスタンスでSecure Socket Layer (SSL)またはTransport Layer Security (TLS)を有効にして、データベース移行からAmazon RDS Oracleインスタンスへの接続を保護します。詳細は、SSLを使用したクライアント接続の暗号化を参照してください。

2. 新しいSSL/TLS証明書を使用するためのアプリケーションの更新で詳しく説明されているようにorapkiウォレットを作成します。

Amazon RDSソースへの接続の構成

• RDSコンソールの「DBインスタンスの接続とセキュリティ」タブで、Amazon RDS Oracleインスタンス・エンドポイント(DNS名)およびポート番号を確認します。

  詳細は、Oracle DB インスタンスのエンドポイントの検索を参照してください。

• OCIデータベース移行では、次のガイドラインを使用して、Amazon RDS Oracleソース・データベースの接続リソースを作成します。

  • 「データベース接続」ウィザードの「データベース詳細」ステップで、「データベースの手動構成」を選択し、「データベース・タイプ」リストで「Amazon RDS」を選択し、ホスト、ポートおよびサービス名を含む完全な接続文字列を次の形式で入力します:

    host:port/db-service-name

  • 「接続の詳細」ステップで、Amazon RDS Oracleソース・データベースのデータベース管理者資格証明を入力します。ユーザーには、完全なData Pump Export権限が必要です。

    データベース・リンクを使用してデータを転送する場合は、TLSパラメータも設定します。

Amazon RDSソースを使用した移行リソースの構成

AWSからデータを転送するには、次のオプションがあります:

• Amazon Simple Storage Service (Amazon S3)バケット
• データベース・リンク

移行リソースを作成する場合、「移行オプション」ステップで、初期ロード設定のいずれかを次のように構成します。

• データベース・リンク経由のデータポンプ: ソース・データベースとターゲット・データベースの間で直接SQL*Net接続を使用するには、このオプションを有効にします。Autonomous Databaseターゲットへのデータベース・リンクによるデータ・ポンプを使用するには、SSL暗号化が設定されたソース・データベースが必要であることに注意してください。

  データベース・リンクを使用してAmazon RDS Oracle DatabaseスキーマをOracle Autonomous Database (ADB)に移行するには、Amazon RDS OracleインスタンスとADBターゲット間の直接ネットワーク接続が必要です。

• オブジェクト・ストレージを介したデータポンプ: このオプションを使用すると、「Amazon S3バケット」オプションを選択して、Data PumpがエクスポートされたデータベースをAmazon S3バケットに一時的に格納するようにできます。

  Amazon S3バケットの詳細を入力します。このオプションは、ソース接続のタイプがAmazon RDSの場合にのみ表示されます。

  バケットの名前は3文字から63文字の間にする必要があり、小文字、数字、ドット(.)、ハイフン(-)のみで構成できます。文字または数字で始まる必要があります。

  リージョンは、RDS Oracleデータベースと同じリージョンに属する必要があります。例: us-east-1

  データベース移行でクラウド移行前アドバイザ・ツールのレポート、データベース移行ログおよびData Pumpログを格納できるように、OCIオブジェクト・ストレージ・バケットを構成する必要もあります。