タスク7: インスタンスへの接続
SSHを使用してインスタンスに接続します。
ほとんどの場合、Secure Shell (SSH)接続を使用して、実行中のインスタンスに接続します。一部のインスタンスでは、パスワードを使用した接続の認証がサポートされています。このチュートリアルでは、Compute Cloud@Customerで提供されているイメージのいずれかを使用することを前提としています。これにより、SSHキー・ペアを使用してSSH接続を認証するインスタンスが作成されます。
接続元のシステムの場合、ほとんどのLinuxおよびその他のUNIXオペレーティング・システムには、デフォルトでSSHクライアントが含まれます。
Microsoft Windows 10およびMicrosoft Windows Server 2019システムには、OpenSSHクライアントが含まれている必要があります。これは、Oracle Cloud Infrastructureによって生成されたSSHキーを使用してインスタンスを作成した場合に必要になります。他のMicrosoft Windowsバージョンでは、PuTTYという無料のSSHクライアントをダウンロードできます。
開始する前に
- 
タスク6: インスタンスIPアドレスの取得の説明に従って、インスタンスのパブリックIPアドレスを取得します。 
- 
秘密キー・ファイルへのパスを取得します。 
- 
有効なユーザー名を取得します。 ユーザー名は、インスタンスの起動に使用されるイメージで構成されます。Compute Cloud@Customerで提供されているプラットフォーム・イメージのいずれかを使用してインスタンスを起動した場合、デフォルト・ユーザーは opcです。Initial User Accountを参照してください。
- 
ターミナル・ウィンドウを開きます。 
- 
sshコマンドを使用してインスタンスに接続します。構文 ssh –i private_key_pathname username@public-ip-address- 
private_key_pathnameは、アクセスするインスタンスに関連付けられた秘密キーを含むファイルのフルパス名です。
- 
usernameは、インスタンスのデフォルトのユーザー名です。このチュートリアルでは、opcがユーザー名です。
- 
public-ip-addressは、インスタンスのIPアドレスです。
 次に例を示します: $ ssh -i /home/flast/.ssh/my_private_key opc@192.0.2.1
- 
- 
接続を続行するかどうか尋ねられたら、「 yes」と入力します。これで、インスタンスにログインしました。 
次のタスクを実行します。
この接続方法は、通常、Microsoft Windowsシステムから実行されます。
この手順は、PuTTYキー・ジェネレータを使用して作成したキー・ペアをインスタンスで使用する場合に使用します。「PuTTYキー・ジェネレータを使用したSSHキー・ペアの作成」を参照してください。
- 
PuTTYを開きます。 
- 
「Category」ペイン(左側)で「Session」を選択し、次を入力します: - 
ホスト名(またはIPアドレス): username@public-ip-address- 
usernameは、インスタンスのデフォルトのユーザー名です。このチュートリアルでは、ユーザー名はopcです。
- 
public-ip-addressは、インスタンスのIPアドレスです。
 
- 
- 
ポート: 22 
- 
接続タイプ: SSH 
 
- 
- 
「Category」ペインで、「Window」を展開してから「Translation」を選択します。 
- 
「リモート文字セット」ドロップダウン・リストで、「UTF-8」を選択します。Linuxベース・インスタンスでのデフォルト・ロケールの設定はUTF-8で、この設定では同じロケールを使用するようPuTTYを構成します。 
- 
「カテゴリ」ペインで、「接続」、「SSH」の順に展開し、「認証」を選択します。 
- 
「参照」を選択してから、 .ppk秘密キー・ファイルを選択します。
- 
「開く」を選択して、セッションを開始します。 最初にインスタンスに接続する場合、サーバーのホスト・キーがレジストリにキャッシュされないというメッセージが表示されることがあります。「はい」または「承諾」を選択して接続を続行します。 
接続に失敗した場合は、PuTTYプロキシ構成の更新が必要になることがあります。
次のタスクを実行します。