アドオンのバージョン更新
Compute Cloud@Customerでクラスタ・アドオンを有効にする場合は、新しいバージョンが使用可能になったときにアドオンのバージョンを更新する方法を指定します。
(デフォルト)自動更新
可能な場合は、新しいバージョンが利用可能になったら自動的にアドオンを更新します。これがデフォルトの動作です。
クラスタに指定されたKubernetesバージョンをサポートするアドオンの最新バージョンは、アドオンのインストール時にデプロイされます。新しいバージョンのアドオンがリリースされると、新しいアドオン・バージョンが、その時点でOKEでサポートされているKubernetesのバージョンおよびクラスタが実行されているKubernetesのバージョンと互換性がある場合、アドオンが自動的に更新されます。
ベスト・プラクティスは、OKEで現在サポートされているKubernetesのバージョンが常に実行されるように、クラスタをアップグレードしたままにすることです。Compute Cloud@Customer上のKubernetes Engine (OKE)およびOKEクラスタの更新のKuberrnetesのサポートされるバージョンを参照してください。
バージョンの選択
このオプションは、アドオンを変更するまで選択された特定のバージョンに保持します。
デプロイするアドオンのバージョンを選択するように指定した場合、選択したバージョンが有効になります。アドオンのバージョンが、クラスタに選択したKubernetesバージョン、またはクラスタですでに実行されているバージョンと互換性があることを確認します。
コンソールを使用する場合は、リストからバージョンを選択します。All versions on the list are compatible with the Kubernetes version that you have selected for the cluster or that is already running on the cluster.
CLIを使用する場合は、cluster install-addon
コマンドを実行する前に、次のaddon-option list
コマンドを使用して必要な情報を取得します。
指定されたKubernetesバージョンでサポートされているすべてのクラスタ・アドオンの使用可能なバージョンをリストします。
$ oci ce addon-option list --kubernetes-version v1.29.9
指定されたKubernetesバージョンでサポートされている、指定されたクラスタ・アドオンの使用可能なバージョンをリストします。
$ oci ce addon-option list --kubernetes-version v1.29.9 --addon-name WeblogicKubernetesOperator