セカンダリIPアドレス用のインスタンスOSの構成
Compute Cloud@Customerで、VNICにセカンダリ・プライベートIPアドレスを作成した後、インスタンスにサインインして、新しいIPアドレスを使用するようにインスタンスOSを構成します。
LinuxインスタンスのOS構成
この構成では、既存のNICから完全に独立したIPアドレス・サブネット、ネットマスク、ゲートウェイおよびDNSサービスを使用できます。この構成は、リブート後も保持されます。
新しいネットワーク・インタフェース構成ファイルを作成して、既存のNICにサブインタフェースを作成します。この例では、ens03が既存のNICの名前で、ifcfg-ens3:0が新しい構成ファイルの名前です。
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/etc/sysconfig/network-scripts/ディレクトリにネットワーク構成ファイルifcfg-ens3:0を作成し、既存のens3NICに最初のサブインタフェース(:0)を作成します。次のエントリを
ifcfg-ens3:0に含めます。TYPE=Ethernet BOOTPROTO=none IPADDR=a.b.c.d PREFIX=24 GATEWAY= DNS= NAME=ens3:0 DEVICE=ens3:0 -
この新しいサブインタフェースに適切な
IPADDR、PREFIX、GATEWAYおよびDNSエントリを含めます。 -
次のコマンドを実行して、新しいインタフェースを開始します。
# ifup ens3:0 -
次のコマンドを実行して、新しいインタフェースが動作していることを確認します。
# ifconfig -a
「Linux: セカンダリIPアドレスの詳細」も参照してください。
Oracle SolarisインスタンスOSの構成
ipadmコマンドを使用して、ネットワーク・インタフェースを永続的に構成します。
Microsoft WindowsインスタンスOSの構成
次のいずれかの方法の詳細は、Windows: セカンダリIPアドレスの詳細を参照してください。
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PowerShellスクリプトを作成します。
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ネットワークおよび共有センターのユーザー・インタフェースを使用します。