インスタンスからのカスタム・イメージの作成
Compute Cloud@Customerでは、コンピュート・インスタンスのブート・ディスクのカスタム・イメージを作成し、そのカスタム・イメージを使用して他のコンピュート・インスタンスを作成できます。このイメージから作成するインスタンスには、イメージの作成時にブート・ディスクにインストールされたカスタマイズ、構成およびソフトウェアが含まれます。
カスタム・イメージに、アタッチされているブロック・ボリュームのデータが含まれません。
新しいカスタム・イメージが「使用可能」状態になったら、それを使用して新しいインスタンスを作成できます。インスタンスの作成に関する項を参照してください。
制限事項および考慮事項
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特定のIPアドレスはCompute Cloud@Customer用に予約されており、アドレス採番スキームでは使用できません。
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インスタンスのイメージを作成する場合、インスタンスは停止状態である必要があります。カスタム・イメージの作成後、インスタンスを再起動できます。
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コンピュート・インスタンスがイメージ作成プロセスに関与している間は、コンピュート・インスタンスの追加のカスタム・イメージを作成できません。ただし、別のコンピュート・インスタンスのイメージは同時に作成できます。
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カスタム・イメージは、そのイメージが作成されたコンパートメントに認可されているすべてのユーザーが使用できます。
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カスタム・イメージは、デフォルトで設定されている互換性のあるシェイプをベース・イメージから継承します。
名前に機密情報を入力しないようにします。
- 「Compute Cloud@Customerコンソール」ナビゲーション・メニューで、「コンピュート」、「インスタンス」の順に選択します。
- ページ上部で、使用するインスタンスを含むコンパートメントを選択します。
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カスタム・イメージのベースとして使用するインスタンスの名前を選択します。
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インスタンスが停止状態であることを確認します。
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インスタンスの詳細ページで、「コントロール」(右上隅)を選択し、「停止」を選択します。
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インスタンス・ステータスが「Stopped」に変更されるまで待機します。ステータスは、オブジェクトのアイコンの上に表示されます。
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「コントロール」を選択し、「カスタム・イメージの作成」を選択します。
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「インスタンスからのイメージの作成」ダイアログ・ボックスで、次の情報を入力します:
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名前:名前をイメージの名前に置き換えます。
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コンパートメントに作成:イメージが格納されるコンパートメントを選択します。
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「カスタム・イメージの作成」を選択します。
インスタンスのステータスが「イメージの作成中」に変わります。
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イメージ作成の進行状況を監視します。
カスタム・イメージの作成に必要な時間は、インスタンスのブート・ボリュームのサイズによって異なります。
進行状況をモニターするには、ナビゲーション・メニューで「コンピュート」を選択し、「カスタム・イメージ」を選択します。正しいコンパートメントを選択し、リストでイメージ名を選択します。イメージの詳細ページで、「リソース」で「作業リクエスト」を選択します。
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(オプション)インスタンスを再起動します。
インスタンス・ステータスが「イメージの作成」から「停止済」に変更されると、インスタンスを再起動できます。
oci compute image createコマンドおよび必要なパラメータを使用して、インスタンスからイメージを作成します。
oci compute image create [OPTIONS]CLIコマンド、フラグおよびオプションの完全なリストは、コマンドライン・リファレンスを参照してください。
CreateImage操作を使用して、インスタンスからイメージを作成します。
APIの使用およびリクエストの署名の詳細は、REST APIおよびセキュリティ資格証明を参照してください。SDKについては、ソフトウェア開発キットとコマンドライン・インタフェースを参照してください。