Autonomous Database提供パッケージ・リファレンス
この付録では、Autonomous Databaseで使用するパッケージについて説明します。DBMS_CLOUD
トピックでは、DBMS_CLOUD REST APIs
についても説明します。
- DBMS_CLOUDパッケージ
DBMS_CLOUD
パッケージでは、クラウド・リソースを使用するためのデータベース・ルーチンが提供されます。 - DBMS_CLOUD_ADMINパッケージ
DBMS_CLOUD_ADMIN
パッケージでは、データベースを構成するための管理ルーチンが提供されます。 - DBMS_CLOUD_AIパッケージ
Select AIを使用したDBMS_CLOUD_AI
パッケージは、SQL文を生成、実行および説明するための自然言語プロンプトの翻訳を容易にして構成します。また、LLMとのチャットなど、検索拡張生成および自然言語ベースのインタラクションを可能にします。 - DBMS_CLOUD_FUNCTIONパッケージ
DBMS_CLOUD_FUNCTION
パッケージを使用すると、Autonomous DatabaseでOCIおよびAWSラムダ・リモート関数をSQL関数として起動できます。 - DBMS_CLOUD_FUNCTION_ADMINパッケージ
DBMS_CLOUD_FUNCTION_ADMIN
パッケージでは、Autonomous Databaseインスタンスからの汎用スクリプトの起動がサポートされています。 - DBMS_CLOUD_LINKパッケージ
DBMS_CLOUD_LINK
パッケージを使用すると、ユーザーは表またはビューをクラウド・リンクへの読取り専用アクセス用のデータ・セットとして登録できます。 - DBMS_CLOUD_LINK_ADMINパッケージ
DBMS_CLOUD_LINK_ADMIN
パッケージを使用すると、ADMINユーザーはデータベース・ユーザーによって、データ・セットの登録や、特定のAutonomous Databaseインスタンスに登録したデータ・セットへのアクセスを可能にすることができます(付与されたスコープで定義されたアクセス制限が適用されます)。 - DBMS_CLOUD_MACADMパッケージ
この項では、Autonomous Databaseで提供されるDBMS_CLOUD_MACADM
サブプログラムを説明します。 - DBMS_CLOUD_MIGRATIONパッケージ
DBMS_CLOUD_MIGRATION
パッケージを使用すると、Oracle SQL以外のフレーバからOracle SQLへのSQLコードの変換が容易になります。 - DBMS_CLOUD_NOTIFICATIONパッケージ
DBMS_CLOUD_NOTIFICATION
パッケージを使用すると、メッセージまたはSQL問合せの出力をプロバイダに送信できます。 - DBMS_CLOUD_PIPELINEパッケージ
DBMS_CLOUD_PIPELINE
パッケージを使用すると、クラウドにデータをロードおよびエクスポートするためのデータ・パイプラインを作成できます。このパッケージは、オブジェクト・ストア内のファイルのデータベースへの継続的な増分データ・ロードをサポートします。DBMS_CLOUD_PIPELINE
では、タイムスタンプ列に基づいて、データベースからオブジェクト・ストアへの表データまたは問合せ結果の継続的な増分エクスポートもサポートされます。 - DBMS_CLOUD_REPOパッケージ
DBMS_CLOUD_REPO
パッケージは、Oracle Databaseのクラウド・ホスト・コード・リポジトリの使用および管理を提供します。サポートされているクラウド・コード・リポジトリには、GitHub、AWS CodeCommitおよびAzure Reposがあります。 - DBMS_AUTO_PARTITIONパッケージ
DBMS_AUTO_PARTITION
パッケージは、スキーマおよび表の自動パーティション化を管理するための管理ルーチンを提供します。 - DBMS_DATA_ACCESSパッケージ
DBMS_DATA_ACCESS
パッケージには、データ・セットの表ハイパーリンクを生成および管理するためのルーチンが用意されています。 - DBMS_DCATパッケージ
DBMS_DCAT
パッケージには、Autonomous DatabaseユーザーがOCIデータ・カタログのデータ検出および一元化されたメタデータ管理システムを活用するのに役立つファンクションおよびプロシージャが用意されています。 - DBMS_INMEMORY_ADMINパッケージ
DBMS_INMEMORY_ADMIN
パッケージを使用すると、インメモリー領域およびインメモリーFastStartを管理できます。 - DBMS_MAX_STRING_SIZEパッケージ
DBMS_MAX_STRING_SIZE
パッケージは、DBMS_MAX_STRING_SIZE
初期化パラメータの値をチェックおよび変更するためのインタフェースを提供します。 - DBMS_PIPEパッケージ
DBMS_PIPE
パッケージによって、同じインスタンスにある複数のセッションの通信を行います。 - DBMS_PROXY_SQL
エラスティック・プール・リーダーまたはエラスティック・プール・メンバーの問合せオフロードを有効化および無効化する手順について説明します。このパッケージには、文ルーティングのProxySQLを有効化および管理するプロシージャも用意されています。 - DBMS_SHAREパッケージ
DBMS_SHARE
サブプログラムおよびビューは、ローカル・データを外部システムと共有するために使用されます。 - CS_RESOURCE_MANAGERパッケージ
CS_RESOURCE_MANAGER
パッケージには、コンシューマ・グループ・パラメータをリストおよび更新し、パラメータをデフォルト値に戻すためのインタフェースが用意されています。 - CS_SESSIONパッケージ
CS_SESSION
パッケージは、既存のセッションのデータベース・サービスおよびコンシューマ・グループを切り替えるためのインタフェースを提供します。 - DBMS_EXT_TABLE_CACHEパッケージ
DBMS_EXT_TABLE_CACHE
パッケージは、外部表からAutonomous Databaseへの頻繁にアクセスされるデータのキャッシュを構成および管理するためのルーチンを提供します。
親トピック: リファレンス