顧客管理の異種間接続によるOracle以外のデータベースへのデータベース・リンク作成の前提条件
DBMS_CLOUD_ADMIN.CREATE_DATABASE_LINK
を使用して、Oracle Database GatewayからAutonomous AI Databaseへのデータベース・リンクを作成し、Oracle以外のデータベースにアクセスします。
Oracle Database Gatewayは、Oracle以外の特定システムへのアクセス用に設計されたゲートウェイです。Oracle Database Gatewayを使用すると、データの場所や格納方法を知らなくても、分散データベース・システム上の任意の場所にあるデータにアクセスできます。Autonomous AI Database上のデータベース・リンクをOracle Database Gatewayとともに使用すると、異機種間環境がサポートされ、Oracle以外のシステムのデータにアクセスするようにアプリケーションをカスタマイズする必要がなくなります。
ターゲット・ゲートウェイへのデータベース・リンクを作成する前に、次のことを実行します:
- Oracle以外のデータベースにアクセスするようにOracle Database Gatewayを構成します。
- Oracle Database Gatewayで受信リクエストを処理するようにOracle Net Listenerを構成します。
- Oracle Database Gatewayで自己署名ウォレットを作成します。
Oracle Database Gatewayの詳細は、『Oracle AI Database異機種間接続ユーザーズ・ガイド』のOracle Databaseゲートウェイを参照してください。接続先のデータベースのインストレーションおよび構成ガイドおよびゲートウェイ・ユーザーズ・ガイドも参照してください。たとえば、Oracle Database Gateway for SQL Serverの場合は、次を参照してください:
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Oracle AI Database Gateway for SQL Serverユーザーズ・ガイドのOracle Database Gateway for SQL Serverの概要に関する項。