Always FreeインスタンスをAutonomous Databaseで有料に更新
Autonomous Databaseでインスタンスを無償から有料に更新する方法について説明します。
Always Free Autonomous Databaseアカウントから有料アカウントにいつでもアップグレードできます。無料のOracle Cloud Infrastructureアカウントを持っている場合、これは2つのステップ・プロセスです:
まず、有料Oracle Cloud Infrastructureアカウントにアップグレードします。
必要に応じて、次の前提条件ステップを実行します:
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「クラウド」の横にある
をクリックして、Oracle Cloud Infrastructure Consoleを開きます。
- Oracle Cloud Infrastructureの左側のナビゲーション・メニューから、「Oracle Database」をクリックし、「Autonomous Database」をクリックします。
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「Autonomous Databases」ページで、「表示名」列の下のリンクからAlways Free Autonomous Databaseインスタンスを選択します。
Always Freeから有料Autonomous Databaseへの昇格は、Always Free Autonomous Databaseのデータベース・バージョンをOracle Database 19cまたはOracle Database 23aiである場合にサポートされています。
Always Free Autonomous Databaseインスタンスを次のようにアップグレードします:
- 「詳細」ページで、「他のアクション」ドロップダウン・リストから「支払済にインスタンスを更新」を選択します。
- 「インスタンスの更新」ページで、アップグレードを確認して続行します。
Always Freeインスタンスから有料インスタンスにアップグレードすると、同じワークロード・タイプの有料インスタンスが取得され、そのワークロード・タイプで使用可能な最小CPUおよび最小ストレージが使用されます。アップグレード後は、必要に応じてCPUおよびストレージ・リソースをスケール・アップできます。
たとえば:
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データ・ウェアハウス・ワークロード・タイプ: Always Freeインスタンスから有料インスタンスにアップグレードすると、アップグレード・プロセスにより、ワークロード・タイプデータ・ウェアハウスの有料Autonomous Databaseインスタンスが提供され、2つのECPUと1TBのデータベース・ストレージが提供されます(インスタンスでECPUを使用できない場合は、1つのOCPUと1TBのデータベース・ストレージが提供されます)。
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トランザクション処理ワークロード・タイプ: Always Freeインスタンスから有料インスタンスにアップグレードすると、アップグレード・プロセスにより、ワークロード・タイプトランザクション処理の有料Autonomous Databaseインスタンスに2つのECPUと1TBのデータベース・ストレージが提供されます(インスタンスでECPUの使用が有効になっていない場合は、1つのOCPUと1TBのデータベース・ストレージが提供されます)。