Autonomous Databaseであるターゲットとのデータベース・リンクに関するノート
別のAutonomous Databaseであるターゲットへのデータベース・リンクを作成するためのノートを提供します。
別のAutonomous Databaseへのデータベース・リンクに関するノート:
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データベース・リンクで使用できるウォレット・ファイルは、ディレクトリごとに1つのみ有効です。ウォレット・ファイル用に選択したディレクトリ(DBLINK_WALLET_DIRなど)に一度にアップロードできるのは1つのみの
cwallet.sso
のみですつまり、DBLINK_WALLET_DIRのcwallet.sso
では、そのディレクトリ内のウォレットが有効なデータベースへのデータベース・リンクのみを作成できます。データベース・リンクで複数のcwallet.sso
ファイルを使用するには、追加のディレクトリを作成し、各cwallet.sso
を異なるディレクトリに配置する必要があります。DBMS_CLOUD_ADMIN.CREATE_DATABASE_LINK
を使用してデータベース・リンクを作成する場合は、directory_name
パラメータでウォレットを含むディレクトリを指定します。ディレクトリの作成の詳細は、「Autonomous Databaseでのディレクトリの作成」を参照してください。
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データベース・リンクをリストするには、
ALL_DB_LINKS
ビューを使用します。詳細は、「ALL_DB_LINKS」を参照してください。 -
ウォレット・ファイルは、データベース・ユーザーIDおよびパスワードと組み合せて、ターゲットAutonomous Database内のデータへのアクセスを提供します。ウォレット・ファイルは安全な場所に保存してください。ウォレット・ファイルは、権限のあるユーザーとのみ共有してください。
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private_target => TRUE
の場合、ソース・データベースとターゲット・データベースが異なるOracle Cloud Infrastructureレルムにあるレルム間データベース・リンクの作成はサポートされていません。