Oracle APEX Administration Servicesへのアクセス

各Autonomous Databaseインスタンスには、Oracle APEXの専用のインスタンスが含まれています。このインスタンスを使用して、複数のワークスペースを作成できます。ワークスペースとは、アプリケーションを構築できる共有作業領域のことです。ワークスペースは、Oracle APEX管理サービスで作成します。

ノート

Autonomous Databaseがプライベート・エンドポイントを使用するように構成されている場合、同じVirtual Cloud Network (VCN)内のクライアントからのみOracle APEXにアクセスできます。

詳細は、プライベート・エンドポイントを使用したネットワーク・アクセスの設定を参照してください。

必要に応じて、次の前提条件ステップを実行します:

  • 「クラウド」の横にあるナビゲーション・アイコンをクリックして、Oracle Cloud Infrastructure Consoleを開きます。

  • Oracle Cloud Infrastructureの左側のナビゲーション・メニューから、「Oracle Database」をクリックし、「Autonomous Database」をクリックします。
  • 「Autonomous Databases」ページで、「表示名」列の下のリンクからAutonomous Databaseを選択します。

Oracle APEX管理サービスにアクセスするには、Oracle Cloud Infrastructure Consoleまたはデータベース・アクションを使用できます。

データベース・アクションから管理サービスにアクセスするには:

  1. Autonomous Database詳細ページで、「データベース・アクション」を選択し、リストで「すべてのデータベース・アクションの表示」をクリックします。
  2. データベース・アクションの起動パッドの「開発」で、「APEX」をクリックします。

    Oracle APEX管理サービスのサインイン・ページが表示されます。

    すでにワークスペースを作成している場合は、かわりにAPEXワークスペース・サインイン・ページが表示されます。この場合、「管理サービス」を開くには、「管理サービス」リンクをクリックします。

  3. 「パスワード」フィールドに、ADMINユーザーのパスワードを入力します。
    ノート

    デフォルトでは、管理サービスおよびAutonomous Database上のOracle APEX開発環境では、データベース・アカウント認証が使用されます。この認証方法では、データベース・アカウントのユーザー名とパスワードを使用してユーザーを認証します。「管理サービス」、「インスタンスの管理」、「セキュリティ」ページで別の認証方法に切り替えることができます。

    パスワードを変更するには、「Autonomous DatabaseでのADMINパスワードの設定」を参照してください。

  4. 「管理にサインイン」をクリックします。

    初めてサインインする場合は、プロンプトに従ってAPEXワークスペースを作成します。詳細は、「Autonomous DatabaseでのOracle APEXワークスペースの作成」を参照してください。

Oracle Cloud Infrastructure Consoleから管理サービスにアクセスするには:

  1. 「Autonomous Database」の詳細ページで、「ツール」タブをクリックします。

  2. 「ツール」列で、Oracle APEXリンクを選択します。

管理サービスを使用して、APEXインスタンスを管理することもできます。詳細は、『Oracle APEX管理ガイド』Oracle APEX管理サービスを参照してください。