Oracle Cloud Infrastructureドキュメント

ユーザー管理ユーティリティ

ユーザー管理 CLIを構成する方法を学習します。

このユーティリティーを使用すると、Crypto User (CU)およびCrypto Officer (CO)は、HSMクラスタ上でユーザーおよび鍵管理操作を実行できます。

このページでは次の操作が可能です。
  • ユーザーの作成と削除、ユーザー・パスワードの変更、CUキーの所有権の転送など、ユーザー・アカウントを管理します。
  • キーの所有権の検索および転送を含むキーを管理します。
  • パーティションをバックアップおよびリストアします。
ノート

CUユーザーには、管理タスクを実行する権限がありません。

ユーザー管理ユーティリティは、「グローバル」と「サーバー」の2つのモードで動作します。

グローバル・モード: デフォルトでは、User Managementユーティリティは再起動時にグローバル・モードになります。グローバル・モードで実行するすべてのコマンドは、クラスタ内のすべてのHSMパーティションに適用されます。

グローバル・モードのコマンド・プロンプト
cloudmgmt>

サーバー・モード:このモードでは、User Managementユーティリティを使用すると、特定のHSMパーティションに対してコマンドを実行できます。

サーバー・モードのコマンド・プロンプト:
server0>

ユーザー管理ユーティリティを開くには

  1. Linuxまたは Windowsコマンド行を開きます。

  2. OSに応じて次のコマンドのいずれかを実行します。

    Windows:

    c:\Program Files\Oracle\DedicatedKMS\user_mgmt_util.exe c:\Program Files\Oracle\DedicatedKMS\data\user_mgmt_util.cfg

    Linux:

    /opt/oci/hsm/bin/user_mgmt_util /opt/oci/hsm/data/user_mgmt_util.cfg
    />