ログ・ファイル

Microsoft Active DirectoryとIAMアイデンティティ・ドメイン間のブリッジによって作成されたログ・ファイルを管理する方法と、Oracleがサポートのためにオンデマンドでそれらにアクセスする方法について理解します。

Microsoft Active Directoryブリッジのログ・ファイルの作成および管理

ADブリッジをインストールおよび構成した後、トラブルシューティング目的で、ログ・ファイルへのアクセスが必要になる場合があります。これらのファイルは、%ProgramData%\Oracle\IDBridge\logsディレクトリにあります。

ADブリッジのログ・ファイルのログ・レベルを変更するには:

  1. %ProgramFiles%\Oracle\IDBridgeディレクトリに移動します。
  2. テキスト・エディタを使用して、log4net.configファイルを開きます。
  3. ファイル内で、次のコード行を見つけます: <level value="info" />
  4. level valueパラメータの値を、次のいずれかのログ・レベルに変更します:
    ログ・レベル 説明
    all すべてのイベントを取得します
    debug ADブリッジのデバッグに役立つ詳細な情報イベントを取得します。
    error ADブリッジの実行を継続できる可能性のあるエラー・イベントを取得します。
    fatal ADブリッジをこれ以上実行できなくなる重大なエラー・イベントを取得します。
    info ADブリッジの進行状況を概要レベルでハイライトする情報イベントを取得します。
    off ロギングをオフにします。
    trace debugログ・レベルより詳細な情報イベントを取得します。
    warn ADブリッジにとって潜在的に問題となる状況を取得します。
  5. log4net.configファイルを保存して閉じます。
ノート

ログ・レベルの変更を有効にするには、ADブリッジを再起動する必要があります。「Microsoft Active Directoryブリッジの再起動」を参照してください。