HTTPリダイレクトの作成

HTTPトラフィックを別のURLにリダイレクトできるHTTPリダイレクトを作成します。

機能の概要および詳細は、HTTPリダイレクトを参照してください。

一般的なサービス情報については、DNSサービスの概要を参照してください。

    1. 「HTTPリダイレクト」リスト・ページで、「HTTPリダイレクトの作成」を選択します。リスト・ページの検索に関するヘルプが必要な場合は、HTTPリダイレクトのリストを参照してください。
    2. (オプション)リダイレクトのわかりやすい名前を入力します。機密情報の入力は避けてください。
    3. (オプション)すでに構成されているゾーンのリストからゾーンを選択します。
      「DNSレコードの作成」チェックボックスが選択されている場合、ゾーンがリダイレクト用のレコードの作成に使用されます。
    4. トラフィックのリダイレクト元のドメイン名を入力します。
    5. 「ターゲット: 」セクションで、リダイレクト・エンドポイントの情報を入力します。
      • プロトコル:ターゲットとの対話に使用されるネットワーク・プロトコル。
      • ホスト:ターゲットのホスト名。
      • ポート:(オプション)エンドポイントに接続するために使用するポート。デフォルトは、HTTPでは80、HTTPSでは443です。
      • パス:(オプション)リダイレクト用のターゲットの固有のパス。{path}の値は、受信リクエストからパスをコピーします。
      • 問合せ: (オプション)ターゲットURLの問合せコンポーネント。たとえば、?redirectedhttps://target.example.com/path/to/resource?redirectedの問合せコンポーネントです。\文字は、次の\{または}のエスケープを除き使用できません。値が空の場合、問合せコンポーネントなしのリダイレクション・ターゲットURLになります。静的値は先頭の?で始まり、オプションで他の問合せ文字が後に続く必要があります。リクエスト・コピー値は、厳密に{query}に一致する必要があり、リクエストURLの問合せコンポーネントに置き換えられます。リクエストURL問合せコンポーネントに先頭の?がある場合は、そのコンポーネントが含まれます。
      • レスポンス・コード:リダイレクトで返されるレスポンス・コード。
        • Webサイトが完全にリダイレクションURLに移動されていて、検索エンジンによる索引付けを希望する場合、301 - 完全に移動しましたを選択します。
        • URLが一時的に別のアドレスに変更されていることを示すには、302 - 検索済を選択します。
      • DNSレコードの作成: OCIでこのチェック・ボックスを選択すると、指定したゾーンでリダイレクトに関連するCNAMEまたはALIASレコードがデプロイされます。指定したゾーンのレコードがすでに存在する場合、DNSレコードは作成されません。ゾーンが選択されていない場合、このチェックボックスは無効になります。
        重要

        「DNSレコードの作成」オプションを選択して、リダイレクトの作成時にOCIがredirect.waf.oci.oraclecloud.netのレコードをデプロイするようにします。OCIは、ルート(apex)ドメインにALIASレコードをデプロイし、ルート(apex)以外のドメインにCNAMEレコードをデプロイします。

        「DNSレコードの作成」を今すぐチェックしない場合、リダイレクトを編集してredirect.waf.oci.oraclecloud.netのレコードを取得できません。リダイレクトを削除してやり直すか、手動でレコードをDNSに追加する必要があります。

        リダイレクトが機能するには、このレコードを元のDNSゾーンに追加する必要があります

      • ALIAS TTL(秒):新しいALIASレコードが取得されるまでのALIASレコードの存続時間。デフォルト値は300です。
      • タグ: リソースを作成する権限がある場合、そのリソースにフリーフォーム・タグを適用する権限もあります。定義済タグを適用するには、タグ・ネームスペースを使用する許可が必要です。タグ付けの詳細は、リソース・タグを参照してください。 タグを適用するかどうかがわからない場合は、このオプションをスキップするか、管理者に問い合せてください。後でタグを適用できます。
    6. HTTPリダイレクトを今すぐ作成するには、「作成」を選択します。
    7. リソース・マネージャおよびTerraformを使用して後でリダイレクトを作成するには、「スタックとして保存」を選択して、リソース定義をTerraform構成として保存します。
      リソース定義からのスタックの保存の詳細は、「リソース作成ページからのスタックの作成」を参照してください。
  • HTTPリダイレクトを作成するには、HTTP-redirect createコマンドと必要なパラメータを使用します。

    oci waas http-redirect create --compartment-id compartment_id --domain domain --target file://target.json

    --generate-full-command-json-inputオプションを使用すると、このコマンド・オプションとともに使用するサンプル.jsonファイルを生成できます。キー名はすでに移入されており、コマンド・オプション名と一致し、camelCase形式に変換されています。たとえば、compartment-idcompartmentIdになります。このコマンドへの入力としてサンプル・ファイルを使用する前に、ユーザーがキーの値を移入する必要があります。複数の値を受け入れるコマンド・オプションの場合、キーの値はJSON配列にすることができます。

    CLIコマンドのフラグおよび変数オプションの完全なリストは、CLIコマンドライン・リファレンスを参照してください。

  • CreateHttpRedirect操作を実行して、HTTPリダイレクトを作成します。